OSAT企業の2021年第4四半期業績/売上高は好調、設備投資も拡大続く(2022年2月25日)

2021年4Q売上高、前年度比大幅増、通期は設備投資を大幅拡大

半導体組立・テスト事業を行うOSAT企業の成長が進んでいる。表に台湾、中国、米国、日本の主要OSAT企業8社の2021年第4四半期(2021年10月~12月、以下、当該四半期)の売上高、2021年通期(2月25日時点で公表のない企業は1月~9月までの累積)設備投資額をまとめた。新光電気工業は決算期が2022年3月期であるため、通期売上高、設備投資額は掲載していない。8社中6社が前年度比10%以上の成長を記録している。メモリ組立を事業の中心とする台湾Powertech Technology(PTI)社は、前年後半からのメモリの在庫調整の影響から、前四半期売上高は前年比8.2%増に止まっていたが、21年四半期以降、DRAMを中心にメモリ需要が回復したことにより、当該四半期は同17.9%増と大きく成長した。台湾ASE Technology Holdingsと米Amkor Technorogy社は通信、自動車、サーバ用などのハイエンド分野を中心に順調に売上を伸ばした。
 これに対して、台湾ChipMOS TechnologyChipbond Techology社は、事業の中心であるディスプレイ・ドライバの組立事業の需要が停滞、前年度同期からは一桁台の成長にとどまった。さらに前四半期比ではマイナスとなっている。